ウガエフ
ウガエフ | |
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Wegaf | |
古代エジプト ファラオ | |
統治期間 | 紀元前1794年 - 紀元前1757年[2],エジプト第13王朝 |
前王 | アメンエムハト7世 |
次王 | ケンジェル |
ファラオ名 (五重称号)
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ウガエフ(Khutawyre WegafまたはUgaf)は、エジプト第13王朝のファラオである。同名の将軍も存在し、この王と同一人物である可能性もある。
クタウィラー(Khutawyre)の名を持つ王は、トリノ王名表では、第13王朝の最初の王として登場するが、Kim Ryholt等の研究者は、王名表の作者がクタウィラーとセベクヘテプ1世(セケムラー・クタウィ・セベクヘテプ)の名前を混同したため、本来は第13王朝の中ほどに置くべきウガエフの名前を誤って第13王朝の最初に置いてしまったと主張している。特に、セベクヘテプ1世はRyholtやDarrell Bakerらによって、第13王朝の最初の王でアメンエムハト4世の息子と見做されている[3]。
アビドスにおいて彼は、後にネフェルヘテプ1世によって強奪されることになる、ウプウアウトに捧げられた石碑を建造している(Cairo Museum JE 35256)。
出典
伝記
- K.S.B. Ryholt, The Political Situation in Egypt during the Second Intermediate Period, c.1800-1550 BC (Carsten Niebuhr Institute Publications, vol. 20. Copenhagen: Museum Tusculanum Press, 1997).
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