クリスチャン・ド・ポルザンパルク
クリスチャン・ド・ポルザンパルク(ポールザンパール、ポルトザンパルク)(Christian de Portzamparc [kʁistjɑ̃ də pɔʁtzɑ̃paʁk]、1944年5月9日 - )は、仏領モロッコ・カサブランカ生まれのフランス人建築家。都市計画家。なお彼の妻エリザベート・ドゥ・ポルトザンパルク(ポールザンパール)も建築家。都市計画家である。
代表作に『シテ・ド・ラ・ミュージック(音楽都市)』、『エルジェ美術館』などがあり、画家としての一面を活かし、『ルクセンブルク・フィルハーモニック・ホール』のように立体と色の創作により詩的な風景を作り出す建築を多く作っている。
略歴
- 1969年 エコール・デ・ボザール卒業
- 1970年 クリスチャン・ド・ポルザンパルク(ポールザンパール)設計事務所設立
- 1994年、フランス人として初めてプリツカー賞を受賞
- 2018年、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞
- その他建築に関する受賞多数。
作品等
- リロンド庭園都市開発・2つのモンペリエブロックの建設 1991年-2009年[要出典]
- パリ・マッセナ地区 (Quartier Masséna) 都市開発(パリ13区ガール地区及びメゾン=ブランシュ地区、1995年-2009年)
- シテ・ド・ラ・ミュージック(音楽都市 パリ19区ラ・ヴィレット公園、1995年12月)
- ナント・ラプレーリーオーデュック住宅地開発(2004年-2008年)
- ボルドー・バスティード住宅地開発(2004年-2008年)
- ボルドー・デシャンライトバンク都市開発(2008年-2015年)
- ネクサスワールド クリスチャン・ド・ポルザンパルク棟(福岡県福岡市、1991年)
- フィルハーモニー・ルクセンブルク
- パーク・アヴェニュー・タワー(ニューヨークマンハッタン区)
- ナンテールパリオペラ座7舞踊学校(1983年-1984年)
参考文献
- 『クリスチャン・ド・ポルザンパルク』GA ドキュメント・エクストラ 4 二川幸夫
- Voir écrire (with Philippe Sollers) - Calmann-Levy, 2003
- Christian de Portzamparc, Architecture : figures du monde, figures du temps, Leçons inaugurales au Collège de France, Collège de France/Fayard, Paris, 2006
- クリスチャン・ドゥ・ポールザンパール著 コレージュ・ドゥ・フランス芸術創造講座(2005−2006)開講講義 『建築 世界のフィギュール 時代のフィギュール』(松原道剛訳/2013年, エキップアントラクト)
外部リンク
- 建築家公式サイト(フランス語・英語)
- クリスチャン・ドゥ・ポールザンパール著『建築 世界のフィギュール 時代のフィギュール』(コレージュ・ドゥ・フランス芸術創造講座開講講義録/テオロス叢書)(日本語)
- 表示
- 編集
プリツカー賞受賞者 | |
---|---|
| |
カテゴリ |
高松宮殿下記念世界文化賞建築部門受賞者 | |
---|---|
イオ・ミン・ペイ 1989 / ジェームズ・スターリング 1990 / ガエ・アウレンティ 1991 / フランク・ゲーリー 1992 / 丹下健三 1993 / チャールズ・コレア 1994 / レンゾ・ピアノ 1995 / 安藤忠雄 1996 / リチャード・マイヤー 1997 / アルヴァロ・シザ 1998 / 槇文彦 1999 / リチャード・ロジャース 2000 / ジャン・ヌーヴェル 2001 / ノーマン・フォスター 2002 / レム・コールハース 2003 / オスカー・ニーマイヤー 2004 / 谷口吉生 2005 / フライ・オットー 2006 / HdM 2007 / ピーター・ズントー 2008 / ザハ・ハディッド 2009 / 伊東豊雄 2010 / リカルド・レゴレッタ 2011 / ヘニング・ラーセン 2012 / デイヴィッド・チッパーフィールド 2013 / スティーヴン・ホール 2014 / ドミニク・ペロー 2015 / パウロ・メンデス・ダ・ロシャ 2016 / ホセ・ラファエル・モネオ 2017 / クリスチャン・ド・ポルザンパルク 2018 / トッド・ウィリアムズ・ビリー・ツィン 2019 / グレン・マーカット 2021 / SANAA 2022 |