八十島信之助

八十島 信之助(やそしま しんのすけ、1914年10月1日 - 1990年7月16日)は、日本の法医学者。札幌医科大学名誉教授。

来歴

東京府出身。慶應義塾幼稚舎慶應義塾普通部を経て[1][2]、1938年に慶應義塾大学医学部を卒業。東京都監察医として、1949年の下山事件で検視を行う。1951年「感電死の研究」で慶應義塾大学医学博士。慶應義塾大学講師、1961年札幌医科大学教授。1985年定年退職、名誉教授。多くの司法解剖を行った。1987年秋、勲三等旭日中綬章受勲。

家族・親族

父は八十島親徳。岳父は川村麟也。弟に土木工学者で東京大学名誉教授の八十島義之助

著書

  • 『法医学入門』 中公新書、1966
  • 『一般医家のための法医学』 金原出版 新臨床医学文庫、1967

参考

  • コトバンク

脚注

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  1. ^ 「慶應義塾普通部通信簿」(八十島信之助、中学校1~4年時). http://objecthub.keio.ac.jp/ja/object/5182. 
  2. ^ 八十島信之助幼稚舎2年時作文原稿合本. http://objecthub.keio.ac.jp/ja/object/5175. 
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